6月が誕生日で、またひとつ歳を重ねた時に思ったことは、
あとこの人生でどれくらい本が読めるかということ。
※友人にこのことを言うと、
「お前のような超元気なやつが、何を言ってんだ~!軽く100歳まで生きそうだぞ。」
と笑われましたが・・・。(笑)
世の中には、山のように本がある。
新刊だけでも、毎年7万冊以上発行されるらしい。
(その中の1冊が自分の本だが・・・。(笑))
平均すると、毎日200冊以上の新刊が登場している計算。
それも、日本のことだけ考えた場合である。
世界中となると・・・?
気が遠くなる・・・。
・・・考えるのをやめよう。
(笑)
今この年になって思うのは・・・。
この本だけは読んでおきたいというものは何か、
ということ。
読書の数ではなく、質である。
そうなると、歴史の選択を耐えた古典が一番だと考えた。
その中でも、自分が中途半端に学んで終わってしまった哲学の古典。
5月ぐらいから、なんとか時間を作っていろいろと日本語訳で読んだが、
痛感したのは、原文で読まないとわからないということ。
そして、一番の源流までたどらないと、わからないということ。
結局たどり着いたのは、古代ギリシャの哲学者、プラトン。
昔、まだお金が本当になくて困っていた頃、
(今も決して裕福ではないが・・・)
無理して買った『プラトン全集』(岩波書店)にもう一度チャレンジしようと思い、
少しずつ読んでいる。
20代、30代の頃はわからなかったことが、
この年になって、少しだがわかるという手ごたえを感じてる。
いっそのこと、古典ギリシャ語をマスターして、
プラトンの作品を全部、古典ギリシャ語で読む決心をした。
学生時代、3日で挫折した古典ギリシャ語。
文字が、英語やフランス語、ドイツ語などとまるで違うので、
文字と発音から始めた。
あまりにも複雑な、動詞や名詞、形容詞の活用。
毎日、仕事の合間を縫って、少しずつ学んでいる。
昨日は、プラトンの英語・古典ギリシャ語の対訳の本を入手した。
『ソクラテスの弁明』を、日本語で読み終え、次は英語で読みたくなったからである。
さあ、古典ギリシャ語で読めるようになるのには、後何年かかるか?
楽しみながら、最大の道楽(道を楽しむ)が見つかった喜びにあふれている。
このページは、田中 省三が2008年8月 4日 12:21に書いたブログ記事です。
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